本日&映画「ポテチ」(ネタばれなし)

9時間もかかった昨年の父の手術から、今日で1年…どうなっちゃうのかとっても不安だったけど、まぁまぁ、癌ともゆっくりとつきあっていってる感じかなぁ。
会社帰りに実家にちょこっと顔出して(手土産はレンジスチーマー。夫婦二人の食卓には便利だよね、我が家も愛用中)両親とお茶して、帰って着替えて映画館へGO! 夕方からの「ポテチ」を観てきた。なんかね、2号がいないので夕方〜夜に自由な時間ができるんだぁ…って、遅まきながら実感! ちょっといいかも、この生活も♪

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原作も読まず、岳ちゃんが出てたTVの番宣をちょこっと見ただけで臨んだ「ポテチ」。
見終って、いちばんの感想は「・・・・・原作、読もう」だった(爆)
なんかね、わかりやすい感動があるわけじゃ、ないの。
よくわかんなくて。原作読めばわかるのかなぁって。
でもなーんか、印象的な感じ?
岳ちゃん演じる今村の、なんでもないように振舞ってる内側にある想いや一生懸命さが切なくて、あったかくて。球場での必死な姿に、ちょっと泣けた。

帰ってからNETでいろいろ読んだら、人の縁の妙、というか、そういうのがテーマなんだね。
そうか、そういうことか(@榎本・指すりすりカチャン)

うん。一見 平凡に見える毎日も、すんごく大きいものからほんの小さいものまでいろんな分岐点をコッチに選んで進んでるわけで。コッチを選んで今日出会った人と出逢ったのも、今日あった出来事があったのも、何かの縁で。コッチを選ばなかったアッチ、の出来事だって可能性はあったわけで。でも、間違って渡されたポテトチップスのしお味だって、食べたかったコンソメ味とは全然違うけど(でも、食べたくない第3者にとってはしおもコンソメもたいしてちがわねーだろ、くらいの違いなのがまた、なんとも…)、でも、しお味はしお味で、悪くないかも、っつか案外イケるかも・・・・ってことなんだよね。

そうそう!
NETで検索していちばんに出てきたのが、にのの大好きなタケウチユウコが通行人でサプライズエキストラ出演してた!ってことで、えー!?びっくりー!!
でも、そういえば、あのシーン、やけに印象に残ってるの。
手を広げてる親分の後ろで、ピントぼけぼけなのにえらい存在感あるきれい(そう)な女性が通り過ぎてて、これもエキストラさんなんだろなー…って思ったの。
それが、タケウチユウコだったようで。さすがの存在感!全然ピント合ってないのに!ただ、親分のことなんだろこのひと?って軽〜く不審そうに通り過ぎただけなのに!
っていうか、見ながら通り過ぎるだけで「軽〜く不審そう」ってわかる通り過ぎ方ができるって、どんだけ演技派!?

そして、智ファンとしてすっごく思ったのが、
中村監督、「怪物くん」撮ってくださってありがとうございます・・・・ってこと。
監督の作品は、わたし「あひると鴨〜」(これはTVで)と「ゴールデンスランバー」と、この「ポテチ」の3本を観てるんだけど、世界観がね、「怪物くん」とは180度違うんだもん。
メッセージがわかりやすくて、壮大で、派手で・・・・っていう「怪物くん」ワールドは、全然中村監督のイメージじゃなくて。
でも、引き受けてくださった。
雑誌で読んでいた「この仕事を引き受けたのは、キャストの魅力」って言ってらした、そのありがたさをね、あらためてすっごく感じたよ。
今回の「ポテチ」は親分役で出演もしてらっしゃる監督。
その、ぼわわ〜んとした佇まいがなんだかとっても懐かしくて。緑色好きなんだよね、監督^^・・・なんて智さんの言葉をちょいちょい思い出しながら観ちゃった^^
【2011年の今日はこんな日でした】