怪物くん感想〜TVっ子視点

いやぁ、主婦の心のお休みは連休明けてからやね!
久しぶりの出勤で…というかGWも無事に終わって安心したのかどっと疲れが(苦笑)
ってなわけで、嵐ちゃん観終わって、洗いものもせずお米も研がずニッキも書かずに寝ちゃったので、もぞもぞと朝、もろもろやってんの。
+act,miniも日経エンタも買ってきたけど、読んだら一気に気持ちを攫われそうだったのでグッと我慢。
平常心のうちに、ファン視点じゃなくて普通のTV大好き視聴者視点での、怪物くん感想を…ご飯炊けるまでに殴り書き〜。


★なんといっても、キャストがいいと思うの。
画ヅラだけでワクワクできるってなかなかない。そして動いても期待を裏切らずもっとワクワクするってすごい。


★家族みんなが同じものを見て、それぞれに楽しめるってイイと思うの。
子どもは、単純に面白い。
でも、大人は、一段階高い視点で感じるものがあって。
ワガママ放題で世間知らずに怪物ランドの宮殿で純粋培養されてた怪物くんが、人間界でリアルに生活してく中で知っていくことって、
やっぱ、ストレートに「大正解!」じゃなかったりするよね。
「ウソ最高!」だったり「悪口最高!」だったり。
ちょっぴりズレてんだけど、ま、ある意味、あながち間違いじゃないっつーか。
どうかすると、アックマーの方がすんごいイイこと言ってたりね。
普通の勧善懲悪ヒーロードラマだったら、主人公はなぜかすんごい理解力で、ちゃんとド真ん中の正解にド短時間で気づくんだけど、
やっぱ、ゲンジツ的には、そんなワケ、ないじゃん?
当たらずといえども遠からず、だけどリアル・・・って着地点に行きつく怪物くんは、本当の意味で毎回ちゃんと成長してると思うの。
そういう、ウソ臭い正解よりもリアルなニアピンの方が、大人には響く(子どもには面白い)。
でもって、ちゃんとわかってるお伴の3人が「ぇええぇぇ…っ」って顔芸で突っ込むのもイイよね。
やっしーの表情が毎回絶妙で最高! 
で、初見はやっしーに目が行くんだけどリピートしてると竜ちゃんもホンマンさんもいい表情なんだよね〜お伴3人組、すっごいイイ!


★そんでもって、お父さんたちには、デモリーナさまがいるでしょ?
「家族と一緒に楽しみながら」、なおかつ密かに「ワクドキ」できる、なんてね―♪


★今回の(最近の、なのかな)連ドラって、1話完結で各エピソードは完了しつつ、後ろでひとつの事件が終盤に向かって少しずつ動いてる感じが多いよね、新参者とかバチスタとか。
怪物くんも、終盤に向けて、デモキンが復活してどう対峙していくんだろうって想像するとすごいわくわくする。
松岡、ふぁいなるふぁんたじーみたいでカッコイイよね、1話で戦ってるとこなんて。
でも、水槽にいると屈折の関係で横広がりなんだもん、1話で2号が「あれ?Qちゃん(ハイキングウォーキング)出てた?」って訊くからさぁ、そっからもうQちゃんにしか見えなくて^^ゞ


★怪物くんは子どもがやるもんだとか、原作と設定違うとか、無責任な外野の声も聞こえてくるけれど、
漫画のまんまじゃ連続ドラマとして成立しないもんじゃない?
あんなにいろんな感情を、瞳ひとつ、立ち姿ひとつで表現できる子役なんていないと思うし(ファン目線入っちゃった?^^ゞ)
ヒロシと子ども同士じゃ画になんないし。
ドラキュラが夜中しか活動できなかったら、お話全然ふくらまないし。
いろいろご都合主義に進んでくのは、ドラマなんだもん、当然で、全くリアルにやってたらぜんぜんドラマ進まないし。
原作の、その、テイストっていうか、精神さえブレてなければ、多少のアレンジっていいと思うし、
そういうご都合寿儀やらアレンジやらが、見てるうちに惹きこまれて、気にならなくなっちゃうようなドラマになってれば、大丈夫なんだと思うの。


智さんの演ずる作品ってね、そういうのばかりなんだもん。
どんな作品だって、そこに強烈な求心力と説得力が生まれる。
智さんのお芝居だからっていうのもあるけど、周りに恵まれてるのも大きいと思うの。
作品に携わる人たちがみんなで高いところを目指して努力を惜しまない。
そんなスタッフに恵まれてるのは、智さんの幸運だし、智さん自身が「もっとそうしたい」って思わせるものを持ってるからよけいにそうなっていくっていうのもね、あるんじゃないかな。


・・・・って、あれれ、結局ファン目線になってる^^ゞ
さ、お弁当作るぞ―――!
【2009年の今日はこんな日でした】