アフタースクール

金曜レディスデーってことでね、「アフタースクール」を観てきた。
今日は久しぶりによく晴れて、室内で映画観るのがもったいないような日だったんだけど、
来週には「魔王」始まっちゃうからね、今日 行っとかなきゃ!って思って。


行って良かったーーー!ワタシ的には「アタリ」♪
ちょっと前のブランチに、主演の大泉洋堺雅人・佐々木蔵之助が出てるの見て、面白そう!って思って。
あの3人が普通に並んでると、一見、和み系な感じだよね。
でも、見ようによっちゃ、とんでもなく裏がありそうな、一筋縄ではいかない感じもあり(笑)
そのブランチの宣伝くらいしか予備知識ないままで行ってみた。


えっとね、自分の覚書ニッキとはいえ、やっぱ覗いてくださる方がいらっしゃる以上は
これから観る方のために、ネタバレ避けたほうがいいよね?
ってかね、もう、ぜひ!ネタバレ見ずに、観てほしい!


あのね、そこそこ流行ってるテーマパークのアトラクションみたいな映画だった。
ねずみーらんどとかの超メジャーどころの垢抜けたアトラクションじゃなくて、
かといって、しょぼい遊園地の貧相なアトラクションでもなくて、
「そこそこ流行ってるテーマパーク」っぽく、垢抜けてはないけどおもしろいって感じ。


中盤までの間、なんか腑に落ちない小さなひっかかりをいくつも感じながら進んでくの。
着地点がどこなのか、どこに連れていかれるのか、全く予測できないまま。
ガタン、ガタン・・・ってひっかかりながら、ゆっくりと昇ってくジェットコースターみたいな感じ。
え〜、なんだこれ、どーなってくの?どんなふうになってくの??って、困惑しながらも、目が離せなくて。
そしたら、終盤にさしかかったころ、いきなり、景色が見えてくるの。
そっからは、急転直下。
うーわ、そっか!あのひっかかりは、実はこうだったのか!
やられたなーーーまいったなーーーそっかぁ!!
・・・・・みたいな、映画だった。
って、ぜんぜん伝わらないよねーーーでも、観たら、うんうんって思える・・・はず?


ところで、水分多めの瞳がうるうるの、曖昧に微笑む堺雅人ってさ、
とっても柔らかい印象なのに、だからこそ淡々とした狂気を演じると凄みがあるってとこ、
智さんと似てるよなぁ〜って、ちらっと思いながら、観た。
あ、だから、私、好きなのか(今さら気付く)
でも、この作品の堺さんは、全然「狂気」じゃないんだけどね。