ドライブ・マイ・カー

水曜日に観た、映画の記録。

ドライブ・マイ・カー@横川シネマ
西島秀俊/三浦透子/霧島れいか/パク・ユリム/岡田将生
監督:濱口竜介
原作:村上春樹

地元・広島ロケの作品ってこともあり、観たかった1本。
地元も地元、めちゃくちゃなじみのある(なんなら先日もチャリで通った)風景に岡田君や西島さんがいる不思議。
そして、ここんとこ「きのう何食べた?」とか朝ドラとかの西島さんばかり観ていたので、本気出した西島フェロモンの破壊力にびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!
ドライバーの三浦透子も、聞こえるけれど話せない障がいの役者を演じたパクユリムもすごく良かった。
以下、ネタばれあります



ラストシーン、
韓国の街で、家福(西島さん)の赤い車を運転してるみさき(三浦透子)。
車には演劇祭主催者の飼ってた犬も一緒に乗っていて、スーパーでたくさんの食材を買ってる。
ずっと消せなかった頬の傷(母を土砂災害の時に見殺しにしてしまったときの傷)も手術で薄く目立たなくなっていて、表情も明るくて。
主催者さん夫婦とともに韓国に渡って、新しい人生を歩き始めたんだろな。一人にしては多めの買い物量は、主催者さんご夫婦と同居してるのか、あるいは家福と一緒に暮らし始めたのか…。

いろんな出来事と向き合って、飲み込んで、忘れられなくても、そんな自分のままを受け入れたら、優しく笑えるようになる・・・何も説明はないけど、希望のあるラストだったなぁ^^
【10年前の今日はこんな日でした】