表参道から帰ってきてまだ５日しか経っていないのに、
なんだかすごーーく前のことみたいに感じるほどゲンジツセイカツが押し寄せてる＾＾ゞ
でも、記憶はずっと薄れずに、ココロのそばにある感じ。
覚書を書こうと思って、作品集をめくってみて思うこと…「ブルーレイが付録についていれば、いいのに」。
っていうか、あのスペースOの空間を撮影して、発売してくれたらいいのに。
絵具の盛り上がった質感、見上げた先にある刷毛目、横から覗いてみた足の裏…本の平べったい印刷じゃわからないところに、ドキドキがたくさんあるのに…って。
あの日、銀座線に揺られながらＳみみちゃんに
「前にさ、なんで今!?ってタイミングで薫風のDVDが出てそれに個展の特典映像ついたじゃん？ だからさぁ、今、アマツカゼ出してそれにふりすた２をつけてくれたらいいのにねー」って言ったら
「それより新しい舞台かなんかがいいんじゃない…？」って返ってきた。
まぁ、ねぇ…アマツからもう７年経つんだものね…無理かぁ…もう一度凪に逢いたいとずっと思ってるんだけどな…。
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ってなことはさておき。
FREESTYLE２・EXHIBITION IN TOKYO、いよいよ入場。
わたし動線＆わたし目線の美術素人の覚書です。
「ＦＳII」のパネルの左側から1列で入ると、すぐ左手の黒い壁に、白いフォントで智さんからのご挨拶メッセージと、濡れた砂に「ＦＳII」っておっきく書いた智さんの写真パネル。そして正面と右側にはサイトウくんフィギュアがずらり。
順路はないので好きなところから観てくださいって言われてたので、渋滞気味のそこを抜けて、左側に現れた和室の前も通りすぎて、立体造形のスペースを回った先にあるパグちゃんの前に行ったの。いちばん逢いたかったの、パグちゃん。
☆パグ
すっごく大きいの。少し離れて観ると、ビロードみたいな柔らかな毛並みの質感とか鼻先の湿り気とかが伝わってくる感じ。
大きな刷毛で描いたスジがそのまま毛並みになってたり、そこに繊細な白い毛が書き加えられていたり。
パッと見てわかる赤色だけじゃなく、青や黄色、ピンク…いろんな色が加えられてる。
作品集でも少しわかる、目の縁に立体的に細かな点々が並んでるのはマイボーム腺なのかなぁ。
対になっている作品だけど、向かって右のキャンパスは真っ白い生地で、左のはオフホワイトだから足先とかの白いところがしっかり彩色されてるのがわかる。地色の差はわざとかなぁ？と思ってたら、あとからさとラジで、最初１枚だけだったのを奈良さんがもう1枚描くといいってアドバイスしてくださったって知ったの。キャンバスを発注した時期が違うから地色がそろわなかったのかな？ でも、それもまた味になってる気がしたよ。
こんな大きなキャンパスが、ぎりぎりとはいえ入る玄関と置ける部屋…広いなぁ、なんて想像もしつつ（← ）なんといってもとにかくパグちゃんがかわいくて、今にもくぅ〜ん…って鳴きそうで。離れたり、口元覆って限界まで近づいたり、何度も何度もこの作品の前に戻ってきては観ていたよ。
☆赤いメガネの男の人
パグちゃんと対角に並んでいたので、次はこちらを。
時計の画像を見たときには、怖っ！と思ったんだけど、大きなキャンバスで観るとけっこうカワイイ。
赤いメガネフレームには、透明度の高い薄茶色が塗りつけられたりしてた。でも、観れば観るほど竜三さん期の翔くんに見えてくるのは私が山脳なせいに違いない…。
☆赤いさとしの頭からちっちゃい人々が放出されてる造形物
頭、ちっちゃ！（まず、ソコ）
噴き出してるちっちゃい人々は、俯きだったり正面向いてたり、中には体育座りのコも。背景パネルにワイヤーみたいなので突き出るように設置されてるコもいて、横から観ても楽しい作品＾＾
☆ウエディングベールと足と手の造形物
花嫁さんのヘッドドレスと、智さんの両足の先と手のコラボレーション。
普通なら、手が持ってて、裾が足先にひっかかってるところなんだろうけど、
両足が高いところにあって、そこにヘッドドレスのピンのところが留めてあって、すーっと広がった裾を手の指でつまんでるの。
前回の個展の時にも、わたし、智さんの手と足の型が使われた椅子の造形物を横から下からそれはもう延々と眺めてたんだけど、今回もやっぱりそう＾＾ゞ
大きな足の親指や、下から眺めるふかふかそうな肉球や、手の親指の付け根のふくらみ、７年前より男っぽくなった指…あぁ、智さんってこんなんだぁ…って。
そして、真横から覗くと、ベールの奥に黒い顔があるんだけど、これ…誰なんだろう？ 智さんじゃないの。鼻の高い小さな顔の…？ 誰が石膏で型取らせてくれたんだろね。
３時すぎちゃったので、今日はここまででＵＰ。
なんか内容がない割にはだらだらと長くなっちゃうなぁ;;
【2014年の今日はこんな日でした】
