トイレット

今日はお休みをとってたので、美術館と映画とちょっと迷って、映画の方へ。
もたいまさこ主演の「トイレット」、観てきた♪


パニック障害で引きこもってるピアニストの兄・モーリーと、ガンプラオタクで頑なな研究者の弟・レイ、シニカルな妹・リサ。3人のママは、亡くなる少し前に日本から、ママのママを呼び寄せていて。ママが亡くなって残されたのは、気持ちまでバラバラな兄弟と、飼い猫のセンセ―、そして英語が話せない“ばーちゃん”・・・。


日本映画なのに、字幕。
日本映画なのに、日本人はもたいさんだけ…しかも、しゃべらない^^ゞ



ゆっくりしずかに時間が流れて、
少しずつ、ほんとにすこしずつ4人が変わっていって、ばーちゃんの表情もやわらかくなっていく。
晩秋の空気みたいな透明感のある映像で、カナダ(の、トロントで撮ったんだって)の街と樹がきれいで、
モーリーの奏でるピアノは力強く心に広がっていって、
ばーちゃんのギョウザはほんっとに美味しそうで、
猫のセンセ―は、大人のオスなんだけど、かわいいの。


自分のまんま、シンプルにいてもダイジョウブなんだよねって、ちょっとだけ気持ちが晴れやかになる映画だった。
「ばーちゃん、COOL…!」
【2009年の今日はこんな日でした】