湯を沸かすほどの熱い愛(ネタバレなし)

通常の上映時期に観られなかったなぁと思ってたら、短期間だけど上映されることになってて。
溜まってたイオンシネマのPOINTカードで観に行ってきた♪

賛否両論あるって、後から知ったんだけど、まぁ、そうなのかも^^ゞ
私は観て良かったなって思えた作品かな。
10のうち10全部が〇じゃないと、1つでも×があると一気に興ざめしちゃうタイプの人には向かないのかも…私はいくつか×があっても〇の数が多ければ、〇だったって思えちゃうタイプなので、ラスト付近の「ぅえええええ!??」は余韻として若干引きずりつつも、それまでのあれこれとキャストのハマり具合に、もう、どーんと打たれちゃったから。もう、誰が何といっても〇つけちゃう。

宮沢りえの「お母ちゃん」の愛は、「熱い」というより、深くて大きくて。
ずっとずっと時間をかけてひそやかに強く注ぎ続けてきた愛に、そして受けたダメージも乗り越えようとする姿勢に、ただただ、すごいなぁって。・・・すごすぎて見習えないかもしれないけど、でも、心に留めていたいな、と。
お母ちゃんの前では絶対に泣かないって決めたから頑張ってがんばって笑顔を見せる杉咲花ちゃんにも、こちらがめっちゃ泣いたよぅ。
対して、ダメダメな旦那さんのオダジョーがもう、ほんとダメなのに憎めなくて(苦笑)
桃李君はシュッとして眼福だし、駿河太郎サンの存在が物語の中ですごくクッションになってて、あのなんともいえない佇まいはさすがだなぁって思った。
「家族」って積み上げて造っていくもんなんだよなー・・・。
【2016年の今日はこんな日でした】