猫なんかよんでもこない(ネタバレなし)

こないだ嵐がJALイベントでキラキラしてたときに、録画予約網を張ってお出かけしたのは、郊外の映画館。
地元じゃココしかやってなかったんだもん、JR可部線で行ってきたよ^^ゞ
ちなみに、JR可部線といえば「真夜中の嵐」で智さんが旅のスタートに三段峡駅から広島駅まで乗った路線。そこはちょっとウキウキ♪

可愛い猫映画では、なくて。
黒猫のクロと白黒猫のチンは捨て猫だったので、雑種の普通の猫だから
手足が短くもなければすごいぶちゃかわでもなく、いたって普通のビジュアル。
でもね、だからこそリアルで、犬派だったミツオ(風ぽん)のように、気まぐれなチンとクロの存在そのものがだんだんとたいせつになってきて、愛おしくて可愛くなってくる。
ミツオは決してスーパーヒーローなんかじゃなくて、ダメダメで。周りが遠慮がちにすすめるクロの去勢をしないまま、弱虫なクロに自分の夢を重ねて近所のボス猫(チャンピオン)にしようとするミツオに、見てるこっちまで心配になってくるし、同時にちょっぴり共感できたりも、する。

風ぽんが、本当に「普通」で。
見終わった後に誰かが「風間くんってジャニーズ一、華がないね」って話してたのを耳にして、いやそんなことないよって気持ちと、でもそれってこの作品を演じる風ぽんにとってのいちばんの褒め言葉なのかもなって思ったり…。

シアター出た後に、青空に向かって伸びをして、うん、わたしもがんばろって穏やかな気持ちになれる作品だったな^^
【2015年の今日はこんな日でした】