黄色い涙

おととい、倉敷MOVIXに行ってきた
会社の先輩N村さんと、各駅停車の旅で^^
途中さぁ、あれこれ話しながらずいぶんと時間が経ったころ、
ふと窓の外を見ると「尾道駅って、書いてある。。。!!!」
降りなきゃ!とガバッと席を立ち、閉まりかけたドアからホームに飛び出る
一瞬の間のあと、N村さんが「・・・・・尾道?」
・・・・・・
・・・・・・
目的地は「倉敷」じゃん〜〜!!
ごめんなさい!ごめんなさい!と謝りながらも
おっかしくてお腹が痛くなるくらい笑っちゃったよ^^ヾ
そのまま、ホームのベンチで次の列車を待って15分遅れで再出発
・・・いや、ね?
尾道と倉敷って似てるじゃん?
ひかりやのぞみが停まる都市のちょい手前の、佇まいが素敵な町で
ほんでもって、私、去年おととしと友達企画の「尾道・映画ロケ地巡り」に
各駅停車のJRで行ってた記憶があるもんで、映画=尾道的な??
そんなこんなでたどり着いた倉敷MOVIX
しずかでのどかな住宅街を抜けた先にあらわれた木立に囲まれた低めの建物
なんだかアイビースクエア風な雰囲気
黄色い涙を観るのにぴったりな感じの映画館で・・・


こっから下は、ネタバレを含む感想です
・・といっても、まだ、整理のつかない呟き程度だけど・・・




感想・・っていってもね、なんかまだ、まとまらないの
観る前は、私絶対泣く!(なんせ涙腺めちゃ弱)と思ってタオルハンカチ握ってたんだけど、
むしろ、泣いたのは予告の「しゃべれどもしゃべれども」映像だったりして(爆)
「ここで泣け!」みたいなわかりやすい大事件のハッピーエンドみたいなのはないものね
涙がこぼれたのは、新宿駅での妹・康子ちゃんが「母さんも知ってたよ」って話すシーン


でもね、言葉にしにくいけど、観終わったあとでも、
ココロの中に、切ない石ころが、ころんってずっと転がってる感じなの
で、折にふれて、その石ころを拾い上げては掌で転がしたり頬ずりしてみるんだけど
それが、どんな感情や気持ちなんだか掴めないままで
だけどなんかあったかくて、でも、哀しくて、でも優しくて・・・みたいな感じ
智さんがオールナイトで言ってたみたいに、
初回ではピンとこないんだけど「なんかもっかい観てぇな」みたいな映画だった



ちゃんとした感想は、また書きたいんだけど、とりあえず
本編の良さとはあんま関係ないピンポイントネタ的な感想としては・・・
★「3丁目〜」みたいなすごいCGで「あの年代」を見せつけるんじゃなくて、
「あの年代の人たちの生活」で時代の雰囲気を伝える感じだよね、
地味なんだけど、CGでごまかさない分、すごい愛情で丁寧に作ってある印象
★さかえや食堂って、時江ちゃん家の苗字が「坂江」とかなのかな(設定は苗字なし)
それともやっぱり「商売繁盛」を願ってつけたのかな
(あの親父さんは、つけそーにないなぁ、そんな名前/笑)
名前のわりには全然「栄えて」ないトコがなんともイイ感じ
★圭くんが一目ぼれするお嬢さんが
「バッタモンの緒川た●き」とゆーか「滝川ク●ステルのパチモン」みたいな件
★だって、扇風機があの質入価格なんでしょ?
そしたら、圭くんの絵にあの価格って、すっごい事なんじゃない?
★圭くんの横顔・・・まっすぐな睫毛が長くて綺麗・・・
★圭くんのまぁるい瞳が綺麗
★圭くんは、お尻もかわいい・・・ちっちゃい子みたいな湯船の浸かり方がかわいいv
★真面目な話、ナレーションの智さんが、すごくいい
ちゃんと圭くんの声なんだけど、これまでとは違う、
ちゃんと夢と決別して歩き出すことを決めた圭くんの声だったの
★志賀さんのお声は、相変わらずむちゃくちゃステキ!
★だけど、竜三さんの声と京都弁が、たまらなく好き!
(関西人じゃないので、京都弁の加減は全く無問題)
★ってゆうか、竜三さんのビジュアルがとてつもなく好き!!
★あんだけ独創的な小説の扉絵が描けるんだったら、
竜三さんは看板描きやイラストレーターになればいいじゃん?
★帰ってきちゃった、田舎、つまんなくて・・って、てへっと笑う章ちゃんがすごくいい
★パチンコの景品を全部お見舞いに持ってっちゃう章ちゃん、優しいなぁ
★あの、バスのシーンって、本当にバスを走らせながら撮ったんだね
窓の外の新緑と日差しが時江ちゃんのワンピースに合っててきれいだった
★最後の方で栄介がかおるさんにキッとした顔で言う台詞・・・
今回、新たに付け加えた部分がとても効いてるなぁと・・・
★仲間のためにと日銭を稼ぎに行く栄介くんの背中は、なんか大人な背中
★ってか!鮫島先生!!
小市さんじゃないッスかぁぁぁ〜〜〜!!
心の中で、今日イチ テンションがあがる私(←小市さん、好き)
★道明寺前の、勤労青年潤は、腕毛がさわさわ
★古米とはいえ、そんなにあげちゃうの?自腹切ったの?
祐ちゃん、イイ奴だなぁ・・・
★お風呂に向かう5人、るんるん♪(死語だけど、まさにるんるん)と嬉しそうな祐二の姿に、なんだかデビューの頃の嵐を思い出す
★思い返すといちばんに浮かぶのがキャベツ畑の祐二くん・・・
出番少ないのに、インパクトありすぎ
★静かに流れる「スーダラ節」
・・・星野源くんのボーカルが抜群に!すこぶる!良いなぁ・・すんごい、泣けてくるくらい、良かった