GANTZ(ネタばれなし)

会社の帰りに、観てきたよ「GANTZ」。
もうねぇ、手に汗握りすぎて、持ってたタオルハンカチがぐっちゃぐちゃのよれっよれになってた^^ゞ
す―――ごいね、あれ!
3Dじゃなくて良かった、2Dでもあんな迫力あんのに3Dだったら身体に悪い(笑)

原作読んで(といっても4巻くらいで挫折したんだけど^^ゞ)このグロい感じが苦手かも…と思ってたんだけど、
「げげげ(οдО;)」的な描写は最初の戦いのシーンだけだったので、その点はなんとか^^ゞ
そこ乗りこえると、この超ゲンジツ的な設定の向こうにある人間的な感情ドラマが見えてくる感じ?
たぶん、この最初のインパクト(かなりグロめな発砲描写)って、観てる私たちにも衝撃だけど、
それってGANTZに突然召集されてワケもわからずその世界に放り込まれた玄野たちにも衝撃で…そこを経験して、そっからどう感じてどう自分の中で整理してくかに意識が向く、みたいな?


わたし、実は松ケンの作品ってデスノ銭ゲバしか見たことなかったの。
それぞれにキャラが立った、というか立ちすぎてたので、まぁそれに違和感がないってことはそうとう上手いんだろうとは思ってたけど、今回の加藤の日常的なシーン(岸本さんや弟くんとのシーン)とか見て、あらためてすごいって思ったの。
番宣で垣間見る朴訥でシャイな人柄がまったく想像できないくらいに、ただ黙って立ってるだけでも優しくて心のでっかい加藤の佇まいで。
夏菜ちゃんがすげぇ良くて、トモロヲさんも臆病でダメなおじさんが徐々に変わっていくのが目つきからもわかるお芝居で。
吉高さんはねぇ、女優やなぁって思った。バラエティゲストで見かけるへんてこりんなキャラがインパクト強すぎてチラつくんだけど、化けてんなぁ、すげーな、と。
にのはね、もう、さすが。 うっまいもん。 序盤中盤終盤と、目つきも声も全然違うのね。 感情の表現方法がどんぴしゃ正解でなんのストレスもなく作品世界を堪能できる。
終盤の玄野、ゾクゾクするよね!


っていうか、なんなのあのラスト!? なんなのあの予告!!?
す――――げぇ気になるんだけど!