「小さな村の小さなダンサー」(智ファン目線)

金曜レディスデーってことで、今日は八丁座・弐へ。
やっと地元でも観られるようになった(って、青森で公開されるときに奈良さんも呟いてたね)「小さな村の小さなダンサー」を観てきた。
今日は最後列のカウンター席で観てみたんだけど、さすがに2時間近くだとふかふか椅子の背もたれが恋しかったなぁ^^ゞ


アメリカに亡命した中国人バレエダンサーの実話を映画化したものなので、随所にバレエのシーンがあってこーれがすばらしかったの。
わたし、実はバレエってこれまでちゃんと観たことがなかったので、こんなすごかったんや―って、ほぇぇ〜って。


主人公のリーは、子どもの時に毛沢東文化政策による舞踊家の英才教育スクールに合格して、そこで才能を認められてアメリカのバレエ団の研究生として渡米、ここでもリーの才能は皆に絶賛されるけど、中国に帰れと命じられ・・・ってストーリーなんだけど、まぁ、私が観るのでね、そこはどしても智ファンってスタンスからになっちゃう^^ゞ


バレエなんてちっとも興味なかったのに、学校の先生の推薦で舞踊学校の試験を受ける権利を与えられたリー。
華奢で筋力が足りず、開脚もうまくできなくて、厳しい先生からおちこぼれとして叱咤され、反抗するリー。
国家革命をモチーフにしろという毛沢東の意向に納得できず、バレエなんて好きじゃないって思っていたときも、優しいチェン先生に、いつかバレエの素晴らしさがわかる、おまえには才能がある、と諭され。
努力して実力をつけたら、あの厳しかった先生からも一目置かれるようになり。
・・・・って物語に、なんとな〜く智さんの道のりをね、重ねてみたりなんかして^^ゞ


舞踊学校のバレエの授業でバーにつかまって基本のポーズをやってるのとか見ると、
WSSのお稽古のこと思い出す。(って、最近、潤のヘアスタイルのせいもあってかよくWSSを思い出すんだよね)
舞台のお稽古なのに、朝はバーレッスンから始まるWSS。
あの年、夏コンが終わってから12月の開演に向けて長い時間をかけて準備させてもらえたのって、とても贅沢なことだなぁって思う。
初めてバレエの基礎レッスンを受けたって、智さんもいい経験させてもらったって後になって言ってた。
スクリーンを見ながら、バーにつかまって柔軟したりポーズしてる3人をちょっぴり想像したり、ね^^


亡命後、何年かして、リーには内緒で両親を中国から招待してくれるんだけど、客席から我が子の舞台を観ているその姿に、わたし、号泣。
バレエの素晴らしさと、このシーンだけでも、観て良かった!って思ったよ。


そういえば、昔、智さんのお母さんも舞台やコンサートに来るたびに泣いてるって智さん、言ってたなぁ。
「なんか“ウチの子が、こんなことできちゃうんだぁ…!”って思うと感激して泣いちゃうんだって」って。
なんか、その気持ち、すごくわかる気がする。
でもって、そんな「ウチの子」を見て、自分とちょっとしか変わらないような歳のファンがカッコ良くて好きすぎて泣きそうになってる(っつか、ときどき泣いてる)って、どんな気持ちなんだろなー^^ゞと、申し訳なく思ってみたり、ね^^ゞ


拍手やお星さま、メッセージどうもありがとうございます。
お礼とお返事が遅れてて申し訳ありません(><)
もう少し、待っててくださいね(土下座)
【2009年の今日はこんな日でした】