紀元前10000年

昨日から2号は友達一家に便乗させてもらってキャンプ。
1号は午後から部活。
旦那は、今年は3連休 (>_<)
・・・・というワケで、夫婦二人でいても気まずいのでね、映画でも観よっか!と。
まさか旦那と二人でコナンもないだろーと判断して
何の予備知識もないまま、上映開始時間がちょうどいいし、くらいの理由で選んだのが「紀元前10000年」。


いやー、映画!!って感じだったわ〜^^
なんかね、これってTVドラマでやっても別にいいんじゃね?みたいな映画って、あるじゃない?
でも、コレは、まーさーにー「映画」。
冷静に見ればツッコミ処は多々あるんだろうけど、
も〜のすごい壮大な画の連続で、スケール感たっぷり、おゎ〜〜っっ、すげー!ってカンジ。
マンモスの群れや巨大サーベルタイガーとか、砂漠の要塞とかも、CGなんだろうけどすごいの。
俯瞰の映像なんて、もう、圧巻!
エンドロール見てたら、ニュージーランド南アフリカ、どこだったかの砂漠、とすんごいロケしてるし。
お金も時間も技術も、ありったけ注ぎこんでるなーって。。。


ストーリー的には、氷河期が近づいてきてだんだん狩りが困難になってきつつある狩猟民族がいて。
主人公・デレーの父は、白い槍を持つ猟師の長として尊敬されていたのだけど、
村を救うために新天地を求めて、デレーを仲間のティクティクに託して、あえて裏切り者の汚名をきて旅立ってくの。
「裏切り者の息子」として疎外されていたデレーと、孤児として村人に拾われたエバレット(村の巫母から、伝説を生むと予言されてる)は、惹かれあったまま成長。
最後の狩りでマンモスを偶然の功名でしとめ、巫母の予言通りエバレットと夫婦になることを認められたデレーだが、それが真の力ではなかったことに負い目を感じて、自らその権利を返却する。
その夜、馬に乗った部族が村に夜襲をかけ、エバレットや若者たちを奴隷として連れ去ってしまう。
エバレットと仲間を救うため、デレーとティクティク、ライバルだったカレン、母を殺された少年バクの4人は部族を追って、長い長い旅に出る・・・・ってお話。


ラストサムライとかの合戦シーンはさ、みんな鎧兜とかつけてるから安心(?)なんだけど、
なんせ紀元前1万年なんで、みんな裸に申し訳程度に布切れやら葦やらを纏っただけなんでね、
そんなんで尖った木とか槍とか持って、わ〜って突進してくから、めちゃめちゃ痛そうでねーー(><)
萱の中を走って逃げるシーンとかでも、あちこち切れそうで、痛!うわ!みたいに思っちゃって、無駄にハラハラ^^ヾ



実は私、西洋人の男性があんま得意でないので、途中までデレーとカレンがなかなか判別できず^^ヾ
でもね、中盤から、頼りなげだったデレーがどんどん頼もしくなってくんの。
デレー役のスティーブン・ストレイトは、照英をもっと甘くカッコよくしたカンジでね、良かったっすv
ティクティクはね、なんだかとってもt.r.f風味。サムさんとコーさんを混ぜたみたいな雰囲気・・・髪が灰色のドレッドだからかなぁ^^ヾ
そんでもって、バクが。ちょっとよゐこの濱口っぽいんだけど、ふとしたときの表情とか笑い方がね、昔の潤みたいなの。
いや、これは「ンなことねーじゃん!」と言われるかもだけど、ワタシ的には、昔の潤。



そして、壮大な敵陣に乗り込んでいく4人・・・・ってのがさ、やっぱ隠し砦を思い出すよね^^
ま、こっちはいろんな部族が大集合して、デレーがそれを率いてるんだけどね。
隠し砦の前に観る映画って意味では、たまたま選んだけど正解だったかも。
そして、旦那と観るにも、甘くなく、切なくもなく、壮大でスカッとしてて、正解だったかも(爆)