シネマ歌舞伎「春興鏡獅子」

マイナスオーラ満載の母を強制連行しようと実家に行ったら、けっこう行く気でお化粧を始めていて、ホッと一安心。
八丁座にて、無事に、勘三郎の鏡獅子、観てきた^^

獅子頭を振るクライマックスシーンだけは馴染みがあるけれど、実のところお話のスジとかは知らなかった鏡獅子。
歌舞伎座のような音声ガイドがないシネマ歌舞伎ってどんな感じなんだろう…と若干の不安もありつつ観に行ったんだけど、全然大丈夫だった^^

前半は、勘三郎さんの紹介や、在りし日の勘三郎さんの語る演目、鏡獅子の思い出や想いなどのドキュメンタリー番組風なつくり。
なので、予備知識がなくてもあらすじや役者の心情背景などがわかるため、本編上演中のガイド解説がなくてもすんなりと演目の世界に入っていける感じ^^
それに、ゲキ×シネ同様に、ココ!ってところで大写しになるので、ある意味、ナマで漠然と観るよりもお得感があるかな、と。いやそりゃ、生の空気感とか熱とかは何物にも代えがたいのは知ってるけどね。
そして、今回の収録は、勘三郎最後の「春興鏡獅子」となった、平成21年1月「歌舞伎座さよなら公演」での舞台のもの…そんな貴重な公演を、地方にいながらにしてタイムスリップして鑑賞できるなんて、ありがたいよね^^
獅子の毛が、ふぁさっふぁさっ!と綺麗に揺れる?なびく?翻る?←あれ、どう表現すんのかな;;; のを見て、体幹がブレないんだろうなぁ、首もブレずに動かすんだろうなぁ…と鍛錬のすごさとともに、智さんがターンするときのジャケットの裾の翻り具合とかJr,時代のさらさらヘアが揺れる感じとか、思い出しちゃったりなんかして(苦笑)
勘三郎の凄さも、そして後ろのお囃子のみなさんも見せ場でアップになるのでその気迫も、胡蝶の二人の愛らしさ(とくに片岡千之助君の、子どもなのに色っぽく舞うこと!)も、堪能させてもらった。

広島では、あまり上映されないんだけれど、他にもいろいろシネマ歌舞伎はあるそうなので「野田版 研辰の討たれ」がかかるときにはぜひ観に行きたいなぁ^^

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その後、母のおごりで地元ブランド豚・幻霧ポークのしゃぶしゃぶ(白ネギの千切りたっぷり!)でランチ♪

お店には、カープ阪神の選手、吉川晃司などのサインもずらり。


そして、はらドーナツでおやつ買って、タクシーで実家に帰ってお茶して^^
母も楽しかったようで何より^^

・・・なんだけど。会社から連絡があって、急きょ、お休み返上に。いま街から帰って来たのにぃ〜と言いながら、フレックス扱いで2時半から出勤;;
やはり春まではバタバタしちゃうなぁ… (´・ω・`)

【2013年の今日はこんな日でした】