日付詐称で4日

notアラシゴト。


県北に住む母方の本家の伯父ちゃんのお通夜だった。
お正月に、肺がんと周辺転移がわかって(近くのお医者さんからは肺炎って言われてた)あっという間に。
金曜日に「あと5日くらい」って連絡あって、でも一目でも逢いたくて。
朝、母と一緒にお見舞いに向かっていた車の中で、従姉妹のお姉ちゃんから「今朝亡くなった」って電話がかかって。
それから引き返して、夕方までにお通夜に出かける準備(子どもの夕食とかお香典とか旦那の喪服とか)して。
で、夕方からお通夜に。

穏やかな笑顔の遺影を見ながら、読経中、いろんなこと思い出してた。
5人姉妹の母の、いちばん上のおばちゃんのところに入り婿に入ってくれたおじちゃんは、
大工さんで、魚屋さんで、料理人だった。
田舎の村なので、母の実家(お店屋さんだった)では日用品から家庭雑貨、ちょっとした食品と、おじちゃんが仕入れて捌く鮮魚までなんでも売っていて、ご近所で法事とかあるときには仕出し料理とかも請け負ってたの。
頑固一徹で学があって曲がったことが大嫌いで。
夏休みに遊びに行くと、よくわるさして怒られてたなぁ。
でも、ほんとはすごくやさしくて、大人になってからもたまにお墓参りに行くと「おぅ、まこかぁ、ようきたのぉ^^」って歓迎してくれた(本名は、「まこ」周辺の名前な私・・・なので、石田ゆり子の嵐ちゃんで喫茶マコに入った時には、智さんの口から「マコさん」っていわれたらどーしましょvってドキドキしてたら、「おかあさん」だったという^^ゞ)
美味しいものが大好きで「ここの塩からが旨い」とか「雑炊はサラッとしとる方がええ」とかの話もいっぱいしたね。


おじちゃんの孫(従姉妹のおねえちゃんの息子、元写真部)の撮った写真が、とびっきりの笑顔で「これを遺影にしたら良かったのに」「(苦笑)いやいや、芸能人じゃないんだから」なんて泣き笑いしながら話した。

・・・おじちゃん、ありがとうね。
【2011年の今日はこんな日でした】