＠イオンシネマ
黒木華/樹木希林
多部未華子/高田真由子
原作：森下典子/監督：大森立嗣
やっと、観に行けた。
お湯の音、水の音、布の音、風の音、鳥の声・・・静かな空間で耳と心を傾けること。
春夏秋冬だけじゃない「雨水」「白露」などのきめ細やかな季節の名前。
希林さんの佇まい。
忘れてた、澄んだ世界。
なーんか、がさつな自分のバタバタした日常をものすごく反省しちゃった;;
お茶は結婚前にすこし習っただけなので、映画観ながら手元のハンカチで袱紗さばき真似したり、あぁそうだったそうそう！って思い出すことが多くて。
あのままずっと続けていたら、もっと所作の素敵な女性になれてたかなぁ…。
「挨拶するだけで武田のおばあちゃんすごいの、ただものじゃない」って主人公典子ちゃんのお母さんに言わしめる、お茶の武田先生は、本当に希林さんぴったりで！
本当に、素敵な先生だった。
不器用で真面目な主人公典子ちゃんとは対照的な従姉妹の美智子ちゃんはパッと華やかで、「やまたろ」のころは地味顔だって言われてた多部ちゃんが、華ちゃんと並ぶとめちゃ洋顔なのね。
自分の雑さを痛感したと同時に、画面に次々と出てくる季節ごとのお菓子が美味しそうで、
最終的に、ねりきりの和菓子を買って帰るという・・・・結局、食い気かーい！
【2017年の今日はこんな日でした】
【10年前の今日はこんな日でした】
