「さよならの朝に約束の花をかざろう」(ネタバレなし)

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の脚本・岡田麿里の初監督作品ていうこと、
主人公の女の子は10代半ばから外見が変わらないまま(←羨ましい!)何百年も生き続ける種族で、人間の赤ちゃんを拾って育てることになって…というお話だということ、
男の子を育てたことがあるお母さんは、きっと泣くよーーって噂と。
「あの花」好きなので、そんな程度の予備知識で観に行ってみたんだけど。

いやー、めっちゃ泣くやん!
男の子のお母さんじゃなくてもみんなめっちゃ泣くやん!
なんなら隣の席の男子大学生3人組もめっちゃ泣いてた!

別の種族を政治目的で利用しようとしたり、戦闘シーンもあったり
予想外なこともあったりしたけれど、
でも、どんなときも「お母さん」であろうとがんばる主人公マキアと一緒に何十年かを生き抜いた気がした。
仲良くなった人間はみな自分より先に亡くなってしまう「別れの種族」だけど、
マキアのこれからの長い人生もきっと素敵な日々が織られていくよね、と思えるラストで良かったな^^