ヤッターマンちょこっとだけ

もう1回くらい観てから、そん時に感想書こうと思ったりしたんだけど、
なんせバッタバタなので嘘になりそうな気もするし…。
ってことで、嵐ファン的な感想ではないけれどちょこっとだけ覚書しとこっかなって。
(以下、若干ネタばれあります)




モロにタイムボカン世代の私としては翔くんも大好きだけどヤッターマンも大好きで。
そんな「大好き×大好き」って、えてして“好き”が過剰すぎて“う――ん…”になりがちなのだけど、今回は、イイ感じだったなぁって。


映画なのに、「週に1回ヤッターマンに変身して闘うのだ」。
映画なのに、次週予告。


この、TVのまんま、ってのがね、イイなぁって^^


ま、最初見た時には衝撃だったよぉ…翔子ちゃんの太ももに屈みこむ1号、とか!
うぇぇぇ!!!? しょ、しょ―――くん!!? みたいな。
ってか、そもそも「な ぜ、そ こ を 刺 さ れ る !?」!!!
っつーか、翔子ちゃんの扱いがあまりといえばあんまりな。
鼻血出さされるわ、あられもないカッコでヤッターワンにしがみつかされるわ…etc,



でもね、ふと気づいたのが、
このヤッターマンって、中学生男子的だよなーって。
イマドキの都会の中学生はもっとスタイリッシュでススんでるのかもしれないけど、
どっちかっていうと、昭和の時代の中学生男子的。
ジャンボパチンコのくだりとか、
バージンローダーにコーフンしちゃうヤッターワンとかさぁ、めっちゃ喜びそうだもん。


そう思うと、翔子ちゃんって、男子中学生の妄想そのものっていうか。
ドロンジョ様は、大人で色っぽくて、高嶺の花で憧れるんだけど、
そこはさておき、現実問題、クラスのちょっと可愛い女子が
スカートから太もも出して必死でしがみついてたらウハウハしない?!
サソリに太もも刺されたら毒を出さないと!とか言って吸いつけるんだぜ!
鼻血とか出したら、なんかもうたまんねぇ〜!…みたいな。
そんな、男子中学生の夢をめいっぱい体現してるのが、翔子ちゃんなのかなって。


で、この「昭和の男子中学生」ってさ、
つまるところ、ヤッターマン観てたころの三池監督、なんだろなぁ。
そのころのワクワク感を、大人になった今、そのまま全部詰め込んで作った映画。
そうスクリーンから感じた印象は、
雑誌やTVで監督の言葉を見聞きするにつけ、やっぱそうだよなって。
私の場合、けっこうアタマの中身が男子中学生的なところがあるんで、
よけいにこのヤッターマン、単純に楽しめてるのかもしんない♪


もちろん、ドロンジョ様が可愛くてめろめろだし
(恭子ちゃんは、演じてても恭子ちゃんなんだけど、でも「やっておしまい!」の言い方と表情を演じ分けてて、さすがだなと)
ボヤッキーとトンズラーもイイし
アイちゃんは前にも書いたけど健気だし可愛いし
ガンちゃんはもう、愛しくてたまんないv(あの、メカの素を“えいっ”て投げるフォームの男子としてはダメでしょう具合すら愛しい!なのに、ドロンジョとのKISS事件を思い出して唇に触れるシーンは悔しいくらいきゅん、とする)




三池監督が“「ヤッターマン」作るまでは死ねない”って思って監督になった、と言っていたのはどの雑誌だったかなぁ。
読んだときにね、“「黄色い涙」を撮りたいと思って監督になった”っていう犬童さんの言葉を思い出したの。
犬童さんも、14歳の時に観た作品をずっと心の中で大切にあたためて、大人になって実績を重ねて、やっと自分の手で作品にして。
分野は違うけど、子どものころに「すごい!」って思った作品を、大人になって自分で再びカタチにするって、素敵だよね。
そして、その両方の作品に、嵐がかかわれていることも、素敵だなぁって思ったりした。


・・・・相変わらず、書きなぐりで中身がないわりに無駄に長いな^^ゞ
ま、いっか。 とりあえず書いたことに満足!