ゲキ×シネ・阿修羅城の瞳

夜にクリーニング出しに行ったら、
途中にある歯医者さんがクリスマスイルミネーションでぴかぴかしてた。
早っっ!
っつか、早すぎだろ、どんだけ楽しみなんだ、クリスマス;;;;



なんで夜にクリーニングかっていうと、
本日は地元友Nと一緒に「ゲキ×シネ鑑賞会@我が家」してたから♪



前から中古ショップで新感線×染五郎の「アオドクロ」DVDをずっと探してるんだけど、
ちょっと前に「阿修羅城の瞳」を見つけたの。
しかも、宮沢りえの映画版と天海祐希の舞台版のツインパック♪
まずは、お互いに自宅で映画版を観てから、
本日そろって舞台版を、いざッ!



・・・お話の内容としては・・・
(以下、映画版の解説より←だって、自分でまとめるよりゼッタイわかりやすいもーん)



時は文化文政。
活気溢れる江戸の町では、人の世を滅ぼそうとする"鬼"が暗躍し、
鬼の王・阿修羅の復活が囁かれていた。
かつて"鬼殺し"と恐れられ、今は人気の舞台役者・病葉出門(わくらばいずも・市川染五郎)は、
"闇のつばき"と呼ばれる盗賊団の女・つばき(映画:宮沢りえ・舞台:天海祐希)と出会い、惹かれあう。
その時、つばきの肩に謎の痣が浮かび現れる。
それはまさしく、鬼の王・阿修羅の徴だったのだ・・・。
さかしまの縁(えにし)に結ばれた二人。
人と鬼が入り乱れ、愛と欲望が渦巻くなか、ついに江戸の上空に荘厳な阿修羅城が浮かび上がる・・・。



これね、映画では、出門とつばきの心情を丁寧に叙情的に描いていて、
CGもいっぱいでとても幻想的で綺麗な映像だったの。
「恐怖」によって「子ども」から「女」へと転生し、
「恋」によって「女」から「阿修羅」へと転生するつばき。
運命に翻弄される宮沢りえのつばきは、儚くて哀しくて切なくて・・・・
椿色の着物が白いうなじに映えて、それは綺麗だった。
あ、鬼の子どもをやってたのは、韓英恵ちゃん(黄色い涙の栄介さんの妹ね)だった。


今日観た舞台版は、ザッツ新感線!なスピード感とゴージャスさ。
前半びゅんびゅんと話が進んで、え?まだ1幕途中なのに、もう映画の終盤じゃん!?みたいな;;;;
どうすんのかと思えば、そっからそーきたか!と。
舞台ならではの枝葉もあり、見せ場もあり。
阿修羅復活の糸を引く美惨(びざん)の夏木マリが、大迫力!すっげぇ!凄みありすぎ!
欲のために人を捨て鬼に身を落とす邪空(じゃくう)は、井原剛志。
最初のうちは「硫黄島」や「女帝」のいい人のイメージが抜けなかったんだけど、
(なんたって、映画の渡部篤郎が、むっちゃ胡散臭くてうらぶれてたもんで←褒めてます)
終盤になるにつれ、どんどん悪ーくなってきて、でも、悪いなりの哀しさもあり・・・
私的には、小市慢太郎が出ててテンションUP!
小市さん、いいわぁv
染五郎が、カッコよくて時にかわいくて色っぽいのは毎度のことだけど、
なんといっても、天海祐希
おっとこまえ!!
強い!美しくて、ひたすらタフなつばきだった。
運命に翻弄される哀しいりえちゃんとは対極の、本当に「鬼」に転生しちゃった艶やかなつばき。
阿修羅の衣装のつばきが、小林幸子に見えて仕方なかったことは、とりあえず置いといて(爆)
いやぁ、天海祐希、カッコイイぜーーー!